ポリゴンがかわいそう?悪いのはピカチュウ?当時何があったのか解説
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この記事では、アニメ『ポケットモンスター』におけるポリゴンの放送事故について詳しく解説しています。ポリゴンがかわいそうと感じるファンも多く、誤解されがちですが、事故の原因はピカチュウの技の演出。とは言っても、ピカチュウが悪いというのもちょっと違うのでは?
ポリゴンがかわいそうって何が?
![ポリゴンがかわいそう](https://type-n.com/wp-content/uploads/2024/06/12-300x300.png)
アニメ『ポケットモンスター』で起こった放送事故は、ポリゴンというポケモンが中心になって発生しましたが、実際にはその事件の原因はポリゴン自体ではありませんでした。
このエピソードにおいて、問題となったのは一部のアニメーション効果です。
特に、ピカチュウの技「でんきショック」がミサイルを破壊するシーンで使用された迅速な青と赤の閃光が、子どもたちに視覚的刺激を与え、発作を引き起こしたことが問題でした。
ポリゴンがかわいそうだとされるのは、このポケモン自体が直接的な原因ではなかったにも関わらず、放送事故の悪役として誤解されがちだからです。
事件の後、ポリゴンはアニメシリーズで事実上登場禁止となり、その後のエピソードや映画にはほとんど登場していません。このような扱いにより、「ポリゴンがかわいそう」と感じるファンも少なくないのです。
この事故による不当な扱いは、ポリゴンというキャラクターに対する同情を生み、多くのポケモンファンからは「ポリゴンが不当に犠牲にされた」との声が上がっています。
ポリゴンは単なるアニメのキャラクターであり、プログラムされた通りにしか行動できないため、放送事故の責任をポリゴンに帰することは理不尽であるというわけですね。
確かにポリゴンはかわいそうだ(涙)
そもそもポリゴンの放送事故とは
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1997年12月16日、アニメ『ポケットモンスター』の第38話「でんのうせんしポリゴン」が日本国内で放送されました。
このエピソードは、ポリゴンというバーチャルポケモンが主要な役割を担っており、アニメの中でデジタルな世界を冒険するという内容。
事故の発生
エピソードのクライマックスで、ピカチュウがロケット団のミサイルを破壊するシーンが登場します。ピカチュウの「でんきショック」技を使ってミサイルを破壊する際に、画面が急激に明滅しました。
この明滅は、高速で赤と青の光が交互に点滅するアニメーションで表現され、この効果が視覚的に非常に強烈であったため、視聴していた子どもたちの中には、光過敏性発作(フォトセンシティブ・エピレプシー)を引き起こすケースが発生しました。
事故の影響
この事件により、約685名の子どもが病院で治療を受けることになり、その多くが一時的な視覚障害や頭痛、吐き気といった症状を訴えました。
これは世界中のメディアに報じられ、「ポケモンショック」として広く知られるように。
当時、私の通う小学校では新聞の記事を朝礼で読む習慣がありました。私はこの記事を読んだ記憶があります。笑
放送後の対応
この事件の影響で、アニメ『ポケットモンスター』は一時的に放送を中止し、製作側はエピソードの内容と視覚効果の見直しを行いました。
また、この事故を受けてテレビ番組で使用される視覚効果に関するガイドラインが厳格化され、放送業界全体における視覚刺激の安全基準が強化されることに。
このように、ポリゴンの放送事故はアニメ産業にとって重要な教訓となり、視聴者保護のための新たな規制が導入されることに繋がりました。
「テレビは明るい部屋で離れて見よう」ってやつですね!
ポリゴンがかわいそう!悪いのはピカチュウ?
![](https://type-n.com/wp-content/uploads/2024/06/10-300x300.png)
アニメ『ポケットモンスター』の第38話「でんのうせんしポリゴン」における放送事故では、実際に多くの問題を引き起こしたのは、ポリゴンではなく、ピカチュウの技「でんきショック」の演出でした。
それゆえに、ポリゴンではなく、悪いのはピカチュウ!、、、それもちょっと違うのでは?
ピカチュウの技とその影響
事故の発端は、ピカチュウが「でんきショック」を使ってロケット団のミサイルを破壊するシーンでした。
このシーンで使用された高速で点滅する青と赤の光が、視聴者に光過敏性発作を引き起こす要因に。
ピカチュウの技が直接的な刺激源となったため、一部では「悪いのはピカチュウ」との意見も見られます。
責任の所在
この議論において重要なのは、アニメのキャラクターであるピカチュウが自らの意志で行動するわけではないという点です。(当たり前!)
ピカチュウの技が事故の引き金となったとしても、そのシーンのアニメーションを企画・制作したのは制作側です。(そりゃそうだ!)
したがって、ピカチュウ自体が「悪い」というわけではなく、アニメーションの演出選択に問題があったと考えるべきでしょう。(極論ね!)
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まとめ
この記事はポリゴンがかわいそうである理由や、当時の背景、逆にピカチュウが悪いと言われる理由を解説しました。ポリゴンもピカチュウも悪いワケではないんですよね。
ある意味、どちらもかわいそうなので責めないであげてください!
当時のことはよく覚えています。大好きなポケモンに関して嫌なニュースが流れてしまったことは悲しかったですし、放送中止になってしまったこともショックでした。ピカチュウもポリゴンも全く悪くない!むしろ注意喚起をしてくれた素晴らしいポケモンたちだと思います。