爪オーガ(せんせいのツメカイオーガ)とは?|パーティ構成も解説
この記事ではポケモンランクマッチのシーズン20で話題になっている爪オーガ(せんせいのツメカイオーガ)について解説しています。また、同時に注目されているベトベトンや、そのほかの選出されたポケモンも、独自の視点で簡単に考察しているので、楽しんでいってください。
※ノーマルポケモンとは関係がありませんが、ノーマルポケモン縛りの構成などに役立つ情報と判断し、掲載しました。
爪オーガ(せんせいのツメカイオーガ)とは?
爪オーガとは「せんせいのツメ」を持たせたカイオーガのこと。
シーズン20で2位だった方が使っていた組み合わせで、Xで注目された構成ですね!
構築はコレ S20お疲れ様でした🐲 pic.twitter.com/dZaRcqO0DC
— いくり (@ikuripoke) August 1, 2024
なお、爪オーガだけでなく、アローラベトンべトンも含め、パーティの構成や意外性が注目されました。
詳細を解説していきます。
爪オーガ(せんせいのツメカイオーガ)の基本情報
爪オーガの構成
- 技構成
- でんじは
- かみなり
- なみのり
- れいとうビーム
- 特性:あめふらし
- 持ち物:せんせいのツメ
- 努力値:不明(2024/08/03時点)
立ち回り
立ち回りはシンプルだと思われます。
- 問題なく先制が取れる相手にはそのまま攻撃
- 交代読みでは「でんじは」
- 先制を取られる可能性がある場合はせんせいのツメで20%のギャンブル or でんじはで次のターン以降を有利にする
シンプルゆえに、先鋒としての選出は不向き。他の2体のポケモンの立ち回りが重要かと。
爪オーガ(せんせいのツメカイオーガ)の考察
爪オーガの考察をするにあたって以下のポイントに絞って見ていきます。
- 相手の選出を誘導する効果がある
- ほかの5匹も想定されて組まれている
- 意外性が脅威となっている
相手の選出を誘導する効果がある
カイオーガ自体強いので、相手のポケモンの選出をある程度誘導させる効果があります。
カイオーガは一般的にスカーフやメガネ持ちが主流。高火力で先制されると脅威があるため、ある程度対策されやすく、読まれやすいです。
そして、読まれやすいということは、デメリットであり、メリットもあるのがポケモンバトル。
相手が選出するポケモンも逆に読みやすくなるので、こちらが選ぶポケモンも絞りやすくなるメリットがあります。
カイオーガは基本、カイリューやウーラオス、パオジアン、ドオー、水オーガポンなどに対策されやすいため、相手のポケモンにこれらがいる場合は高確率で選出されると想定できるのがポイント。
爪オーガが注目されていますが、実はカイオーガの存在をうまく使ったパーティ編成がキーのように伺えますね。(もちろん爪オーガも意外性があって強いですがw)
ほかの5体もしっかり考えて組まれている
爪オーガはパーティ編成がポイントなので、残りの5体もしっかり見ていく必要があります。
アローラベトベトン
実はアローラベトベトンのほうがこのパーティのメインではないと思われるほど注目されていました。
実数値は209-126-116-76-143-75とのことで(Xのコメント参照)、防御に多めに振っているのがわかります。
ちいさくなるを入れているのが脅威で、昔に比べると回避率UPは弱体化されているものの、今回の事例で、まだまだ使える戦術であることが明らかとなりましたね汗
また、構成技は「はたきおとす」以外は全てサポート技なので、一度居座られたらかなり厄介な構成に。
テラスタルはドラゴンで、この理由は弱点タイプを幅広く持てるようにしたため。ミラコラの「フレアドライブ」、ウーラオスの「すいりゅうれんだ」などもしっかり防げる仕様にしたとコメントにありました。
ゴチルゼル
持ち物が「ふうせん」ということは、じめん技を想定したポケモンと思われる。
ねむるや瞑想があるので、特性のかげふみを使って、後出しで居座り&積みが目的のように伺える。
また、サイコノイズ持ちで、相手の回復系受けポケモンも対応。
ウーラオス
ウーラオスはゴリゴリのアタッカーではなく、身代わりやビルドアップを持たせているので、柔軟な立ち回りができる技構成です。
純粋にすいりゅうれんだが強いので、交代読みで身代わり or きあいパンチの選択肢があるのも面白い(怖い)。
ハバタクカミ
でんじはや、おきみやげ持ちかつ、タスキ持ち。
必ず何かを撒いて、後続に繋げる役と見受けられますね。
オオニューラ
先鋒として選ばれやすいオオニューラ。
ねこだましとノーマルジェエルで、確実に先制でそこそこのダメージを与え、その後、相手のポケモンに合わせて立ち回るといったところか。
比較的、受けポケモンが多いので(ベトン、ゴチル)、毒ビシを撒くのも目的としていそう。
意外性も脅威となっている
爪オーガはせんせいのツメを持たせて、行動の自由度を上げているのが伺えます。
相手に合わせて、行動できるのが利点ですが、実はせんせいのツメの発動20%の確率も脅威。5分の1の確率で、素早さ無視で先制です。
20%は「一撃必殺が当たる確率でもある!」これだけで脅威に感じる方も多いのでは?
そして、少々昔の話になりますが、ポケモンエメラルド以降の作品ではポケモンを連戦させる施設が定期的に実装されており、ここでも「せんせいのツメ」もちのポケモンは脅威でした。
素早さを無視して先制を取られるのはかなり痛手。相手がコンピューターでも負けることがあるので、対人戦となればより厳しい戦いになるのは必須。。。。
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まとめ
爪オーガの情報と、私なりの考察を簡単にまとめて見ましたが、どうでしたか?
爪オーガ単体でももちろん強いのですが、6体の構成がキーで、これを使いこなしてこその爪オーガであると認識しています。
ランクマッチは100%勝つことより、勝率を考える方が成績が良くなります。今回考察してみて、私自身なかなかいい勉強になりました。
ど定番の持ち物ではない型で相手を翻弄できそうです。上手く持ち物が発動すればきどうにのってバトルのペースを握れますね。
後出し対策を意識した技構成になっていて使いやすいパーティーになっていて驚きました。