ポケモン好きな大人は気持ち悪いのだろうか?恥ずかしいのだろうか?
ポケモン好きな大人は「気持ち悪い」のか「恥ずかしい」のか、最古参の管理人がこれまでの時代背景や現在の状況を踏まえて持論を書いてみました。結論は「人による」としていますが、その理由を詳しく語っているので、お付き合いいただければと思います。
※かなり項目や文字数が多いので、さらっと読みたい方は目次を使ってくださいね。
ポケモン好きな大人は気持ち悪い?恥ずかしい?
果たして、ポケモン好きな大人は気持ち悪いのだろうか、恥ずかしいのだろうか……。
ポケモンは基本的に子供向けのコンテンツ。これは昔から変わっていない。アニメや映画、グッズなど、正直言って大人向けの要素は少ない。
そのため、ポケモン好きの大人が気持ち悪く感じる人は一定数いるのは間違いないと言えるだろう。
しかし、大人向けのポケモンコンテンツは少ないだけであって、全くないワケではないし、メインとなるゲーム自体も大人も十分楽しめたり、一定の年齢でないと理解できない内容もあったりする。
おまけに昨今は趣味も多様化しており、アニメやゲームなどのコンテンツも昔ほど差別的な印象は薄くなってきているほか、
芸能人や配信者もポケモン好きをアピールしている人も多い(これは大人の事情も絡んでいると思うが汗)。
その点を踏まえると、結論としては、ポケモン好きの大人は気持ち悪くはないが、プラスアルファの要素があるとキモくなると感じている。
これから、その理由を深掘りしていく。
ポケモン好きな大人に対する偏見
まず、偏見について書いていく。
多様化している昨今ではあるが、人の考え方も多様化している。
そのため、ポケモン好きな大人に対してもさまざまな意見があるのは事実だ。
しかし、単純に偏見があるのも事実。ここでは2つの偏見について見ていく。
ポケモンは子供向けという見方
この偏見には「ポケモンは子供向けだから、大人がやっているのはキモい」に尽きるだろう。
冒頭でも記載したように、ポケモンは基本は子供向けのコンテンツで、ゲームもアニメもグッズも子供向け。
大人がターゲットとなっているコンテンツは少数なので、偏見を持っている人は当然知らない。
また、子供の時にポケモンをプレイして一旦ポケモンから卒業した人も、子供向けの印象が強く残っているケースも考えられるだろう。
私のポケモン歴を踏まえると納得できる部分もある
私は当時小学4年生でポケモンを初プレイしてどハマりしていたが、6年生あたりになると周りがゲーム(ポケモンに限らず)をプレイする人はちょっとダサいという雰囲気が出てくる。
その雰囲気に飲み込まれ、自分自身もそのように感じるが、やっぱりゲームが好きなので隠れてやっていたし、同学年でポケットピカチュウをやっている人に対しては冷ややかな目で見ていた(本当にごめんなさい)。
そのどっちつかずの価値観のまま中1でポケモン金を買い(買ってもらい)、隠れてプレイ。
それ以降は、女子の目線を気にするようになり、大学生までゲームはやらない人になっていた。
そう、私は周りの視線を気にしすぎて、ポケモンから離れていたのだ。
この時はやっぱり「ポケモンは子供向けコンテンツ」という自己暗示をかけていたように思える。
→管理人のポケモン歴はこちら
ゲーム自体に偏見
ゲーム自体に偏見を持っている人もポケモンにも厳しい意見を持っていると思われる。
ゲームをやる人はキモい、ゲームをやる人は根暗、ゲームをやる人は不潔、ゲームをやる人は不健康、ゲームをやる人はインドア、ゲームをやる人は友達いない、ゲームをやる人は引きこもり、ゲームをやる人は目つきがやばい…などなど。
この意見を持っている人はおおよそ古い時代の人間が多い印象(これも偏見なのだろうか…いや、違う!)。
その理由として、昔の時代背景が関わっていると思われる。
大した所得もないのにゲームしてる男ってなんなの? pic.twitter.com/yQqTvwLL3I
— 妹尾ユウカ (@yuka_seno) June 5, 2024
昔のゲーマーの印象は悪い
昭和から平成中期にかけて「ゲーム=子供がやるもの」と認識され、さらに「子供は本来は外で元気に遊ぶもの」とされていた。
「ゲームは子供によくない」とされている背景が根強くあったのは納得。
また、この時代(昭和から平成中期)の大半の大人たちは今でいう「パリピ(死語?)」寄りの生活を夢見ていたのもあり(当時は今以上にテレビの影響が強かったため)、余計にゲームとは無縁。
今ではテレビ番組はあまり人気がなくなってしまったが、当時はテレビ中心の生活。芸能人への憧れも今以上にあったのも原因かもしれない。(当時はゲームで飯食ってる芸能人はゼロ)
昔のオタクは「ザ・オタク」が多かった
また、確かにこの時代(昭和から平成中期)にゲームをやっている人は「ザ・オタク」の雰囲気を醸し出している人だらけだったのは事実だ(身なりに気を使わない人やお風呂入らない人など)。
そのほか、平成初期にはゲームのテレビ番組が放送されており、ここに出演している人はゲーム中の目つきがやばかったり、極端なコミュ障だったり(超根明な司会とのギャップがあり)したため、余計にゲーマーの印象は悪かった。
その印象が現在(令和)にも引き継がれ、「ポケモン好きの大人が気持ち悪い」としている人も一定数いるということだ。
※当時、私がゲームをしていると、よく親に「目つきの悪いお兄ちゃんになっちゃうよ」と言われていた。
そもそも大人たちはポケモンの何が好きなのか
現在、ポケモンはゲームだけでなく、カードやグッズ、コンセプトカフェ、イベントなど、さまざまなコンテンツがある。ポケモン好きの大人も、ゲームだけでなく、カードやグッズ集めなど、好きなジャンルも人によってさまざまだ。
ここでは、ポケモン好きの大人たちはポケモンの何が好きなのか私なりの解釈で書いていく。
ゲーム
ポケモンゲームにおいて、大人たちがハマる理由は以下の4つが挙げられる。
- 昔から条件反射でやっている(理由問わず)
- 対人戦が好き
- 図鑑完成が好き
- 登場するポケモンが好き
4点を詳しくみていく前に、まず前置きとして……。
ポケモンは1996年にゲームボーイソフトとして発売され、当時から人気が爆発。RPG要素に加え、収集・交換・育成・対人戦の要素が加わり、長時間遊べるゲームだった。
現在の最新作でも、同じ構成で長く愛されている。
ストーリーは単純で、子供でも理解できる内容。ゲームシステムもわかりやすく、ゲームに慣れていない層も楽しめるようになっている点も変わっていない。
グラフィックやサウンドはゲーム機が進化するごとによくなっているものの、昔からの音も大事にされているので、古参でも懐かしさを感じながらプレイできるのも魅力だ。
肝心のポケモンは、シリーズを追うごとに増えており、初代は150匹だったのが現在では(SV)1025匹。多すぎるので、全てのポケモンが登場するケースは少なくなっているので、図鑑完成はそこまで大変ではない(大変だけど)。
バトルにおいては、シリーズを重ねていてもインフレは起こっておらず、最古参のポケモンたちも活躍。ポケモンのタイプも初代は15種類、現在は18種類とそこまで増えていないのも安定している理由だろう。
これらを踏まえて、ポケモン好きな大人たちがポケモンゲームにハマる理由を詳しくみていこう。
- 昔から条件反射でやっている(理由問わず)
- 対人戦が好き
- 図鑑完成が好き
- 登場するポケモンが好き
条件反射でやっている
ポケモンを昔からプレイしている人は、新作が出ると条件反射のようにプレイしてしまうケースもある。
純粋に好き!というライトな理由から、ポケモンのストーリーが気になる、BGMが聴きたい、捕獲と育成を定期的に楽しみたい、などさまざまな理由があるだろう。
ポケモンは昔からあるので、古参のライト層も多いのがポケモンだ。
対人戦が好き
ポケモンバトルはかなり奥が深く、踏み込めば踏み込むほど、子供では理解が難しい要素が増えてくる。
タイプ相性や、技構成、パーティ構成、育成方針など考えることが多すぎるのが面白さではある。
知識や情報も必要なので、ネットでの情報収集は必須。考え抜いたパーティで勝った時の快感はかなりのもの。これを味わってしまうと、沼る。(私はこっちかな!)
図鑑完成が好き
ポケモンの楽しみのひとつでもある図鑑コンプ。
ここにモチベを見出している層もいる。時間も手間もかかるが、完成した時の快感はかなりのもの!
ポケモン図鑑コンプもシリーズを追うごとに種類が増え、内容も深くなっているので、極めるとなるとかなり苦労する。
色違いや、外国産などのデータを集めるとなるとまじで大変だ!笑
登場するポケモンが好き
登場するポケモンが好きな人も大勢いる。新しいポケモンが楽しみな人や、昔から推しポケモンがいる人は大体プレイしている印象だ!
また、発売前に公表されたポケモン目当てでプレイする人もいるので、キャラデザの重要性はかなり感じる。
そこから、グッズ集めカフェ巡りなどの「推し活」に移行する人もいるので、古参のポケモン好きが増えていく寸法だ!!
カード
ポケカも今や大人気のコンテンツ。
ポケカにハマっている大人は以下の3つの理由が挙げられるだろう。
- 対戦が楽しい
- 子供と一緒に楽しんでいる
- コレクトが楽しい
上記3点を詳しくみていく前に、まず前置きとして……。
2020年以降人気が爆発しているポケカ。カートショップの強盗事件も頻繁に起こるほど。。。
ポケモンカードゲームも初代と同じで1996年に発売。購入者はポケモンにハマった子供たちがほとんどで、やはり子供向けのコンテンツだった。
次第にポケカの層が増え始め、2020年以降はポケカ女子や、親子で楽しむケースも明らかに増えていった。
ゲーム内容はポケモンバトル同様に読み合いが繰り広げられるのが面白い。
定期的に使えるカードが変更になったり、新しいカードが発売されたりと、着いていくのが大変な時もある。
それでも新弾の発売にはワクワクしてしまう。レアカード要素もあるのでコレクターも多い。
高額カードもあるので、転売ヤーが湧いてしまい、なかなか買えない時期もあるほどだった(今も?)。
これらを踏まえて、大人たちがポケカにハマる理由を詳しくみていこう。
- 対戦が楽しい
- 子供と一緒に楽しんでいる
- コレクトが楽しい
対戦が楽しい
カードゲームはポケモンに限らず、対戦は面白い。
ルールだけでなく、何百とあるカードの特徴を覚える必要があるので、慣れるまでは大変だが、読み合いに勝ったときの快感は相当なもの!
また、現在ではポケカの大会もあらゆる場所で行われているほか、ビデオ通話などを駆使してオンラインで対戦もできるので、楽しみの幅は本当に広がったと思う。
子供と一緒に楽しんでいる
当時ポケモンが好きだった大人が子供と一緒にポケカをするケースも出てきた。
大会を目指す親子もいるほどだ。
子供とのコミュニケーションの一環としてポケカをやったり、地頭を鍛えさせるために子供に勧めたりと、理由もさまざまあるが、親子で楽しんでいる姿は微笑ましい。
流石に、ここには偏見は少ないと思われる。
コレクトが楽しい
ポケカはデザインもいいし、レアなカードは本当にレア!
そのため、コレクションも沼る。
最近では、レアの種類、希少性も多岐にわたっているので、コレクターたちも追うのは大変なのだろうと思うが、目当てのカードを手に入れたときの嬉しさは想像を絶するだろう。
2022〜2023年には超高額なカード取引が話題となり、転売ヤーが超増殖。発売日には超行列ができてしまい、カオスな状況だったのは記憶に新しい。
その他
ポケモンはカード以外も人気。
それこそ、初期はガチャガチャや、カードダス、フィギュア、文房具などがメインだったが、現在ではぬいぐるみやコンセプトカフェ、コラボ商品、コンサートなど多岐にわたる。
特にコンセプトカフェやコンサートなどはかなりいいお値段なので、大人向けのコンテンツ(もちろん子供も楽しめるが)。
ぬいぐるみについてはミニサイズのリーズナブルなものから、特大サイズや等身大サイズの高額なものまである。
等身大サイズのぬいぐるみは細かいところ(肉球など)までしっかり再現しているため、推しポケの場合は購入必須になるほどだ。
ポケモン好きの大人は気持ち悪くなくない?
大人がポケモンのどのようなところに魅力を感じているのかを私なりの解釈で洗い出してみたが、気持ち悪い要素や恥ずかしい要素はあっただろうか?
私自身はポケモンが好きだが、フラットな目で見てもあまり気持ち悪さは感じない。
- 誰にも迷惑をかけているわけではない
- 小さい頃から好きだったことを継続している
- 好きなことを全力で楽しんでいる
私は素晴らしいと思うし、見ていて清々しい。
逆に、偏見の目でしか見れない人たちに対しては、少々かわいそうな気持ちが湧いてくるほどだ。
しかし、柔軟な思考を心がけている私でも、一部のポケモン好きの大人が気持ち悪いと思うときもある。
最後に、ポケモン好きの大人が気持ち悪い本当の理由を挙げていく。
ポケモン好きの大人が気持ち悪い本当の理由
ポケモン好きの大人が気持ち悪い本当の理由。
あなたはなんだと思いますか?
私は「大人気(おとなげ)ない」ポケモン好きの大人は気持ち悪いし、人として恥ずかしいと思っている。
具体的には以下の要素がある大人たちだ。
マウントをとる大人
「俺はお前よりポケモン詳しいから笑」のようなスタンスでマウントをとる大人はキモい。
この手の輩は、ポケモン初心者の実況動画のコメントを見ていると感じる。タイプ相性や、技の効果を初心者は当然把握できていないが、ここを強い言葉で指摘してしまう。
少しでも間違った選択をしようものなら、格好の餌食とばかりダメ出しをする始末。
もちろん、このようなコメントを挙げてしまう人の中にはキッズもいるだろうが、結構いい歳の人もいる。
このような大人も、はっきり言って大人気(おとなげ)ない。恥ずかしい。
自分勝手な大人
まず、当時のポケカ転売ヤー。
彼らの主張として「欲しい人が買えるような導線を作っているだけなので、『悪』ではない」のようなことがよく挙げられているが、そもそも、彼らがいなければ、定価で買える人たちが多くいる。
彼らのやっていることは、「地域柄、水をなかなか買えない人たちに、高値で水を売るのではなく、水を買い占め水不足を引き起こし、高値で売っている」のと変わらない。
私は彼らの行動を何ひとつ肯定できない。
※転売する人もさまざまいると思うので、あくまで「当時の」ポケカ転売ヤーと表現しました。本当に困っている人たちのために動いている人は尊いです。
そのほか、不正規ルートでフラゲする大人、不正データポケモンをばら撒くやつ、個人大会などでルールを無視するやつなど、対戦で負けた時に感情的になる人など、自分勝手な残念な大人はキモいし、恥ずかしい。
身なりに頓着ない大人
昔の気持ち悪い属性のオタクはやっぱり気持ち悪い。
それなりの年齢であれば、少々身なりに気をつけたいもの。ヨレヨレの服、ボサボサの頭などは、ポケモン好き関係なく気持ち悪がられる。
また、お風呂入らない系も論外。異臭を放つのは周りに迷惑がかかるので、風呂に入れ!
そのほか、汗の臭いや、服の生乾き臭なども要注意だ。
ちなみに自分の匂いをワンランク上げたいなら以下のボディセンス(練り香水)がおすすめ。ちょっと高いけど女性ウケはなかなか。
男のフェロモン加速する香水「ボディセンス」まとめ:ポケモン好きな大人は気持ち悪くない
「ポケモン好きな大人は気持ち悪いのか」について、最古参の私なりにいろいろ書いてみました。共感できる部分はあったでしょうか?
結論はキモくないし、むしろ好きなことを一生懸命やっているのはすごいことだと思う。誇っていいと思う。
ただ、モラルから外れるような要素があると、ポケモンに関係なくキモくなるので注意してほしい。
ここで書いたことは、あくまで私の見解。そのほか感じることがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
※以下のように書いてもらえるとわかりやすいです。
例:私はポケモン好きの大人は気持ち悪い(くない)と思う。理由は〇〇で△△だからで。〜です。
ポケモン好きなおとながいても、ただただ可愛い人だなと感じます。ただ20代以上の人かポケモンカードに大金を使っていたり、30代以上の人が派手なポケモンTシャツを着ていたりすると若干引いてしまいます。
ポケモンが好きな大人は全然気持ち悪いことなんかないと思います。理由としては、私自身も小学生の時からポケモンのゲームをしており友達とポケモンの話などをして盛り上がったりなどをしていて、大人になったら、今でも初対面の人とかでも意外とポケモンの話とかをしてみたら、話が盛り上がって仲良くなったりすることができるので、大人になった。今でもポケモンが好きでいるのはいいと思うし、話題にもなると思います!
ポケモン好きな大人は気持ち悪なくないと思います。
理由としましては小学生などでやったポケモンをもう一度やってみたりして子供の時とは違う視点から楽しめると思うからです。インターネット対戦などがそれに挙げられます。
それに加えて、大人の遊びの中でパチンコや競馬などたくさんのお金がかかってしまうようなものよりも圧倒的コスパの良さもあり、家族を持つ人でもお金を節約しながらできるのが良い点なのでむしろ推奨しても良いかも知れません
全く気持ち悪くないはず!私は世代的にも昔ポケモンにハマりまくっていました。今は子供達がハマっています。懐かしいなぁと思いながらポケモンのぬいぐるみを買ってあげたりシールを集めたりして子供達とまたハマれて楽しいです!YouTubeでもポケルンTVなど若い世代の方が発信していてまったく気持ち悪さを感じないコンテンツ